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2026-07-14·musical·7 min·エディター・ピック

韓国語がわからなくても楽しめるソウルの舞台 — ハードルの低い順に

予約はなんとかできても、客席で言葉が壁になるなら。言葉がまったく要らない舞台から、字幕の出る作品まで。

by Scene · エディター

はじめに

ソウルでチケットを取るコツは少しずつつかめても、いざ客席に座ると韓国語のセリフが壁になることがありますよね。でも「韓国語が聞き取れないと観られない」と「字幕がすべて出る」のあいだには、いくつかの段階があります。言葉がまったく要らない舞台から、字幕の出る作品、韓国語上演でも追いやすい作品まで。ハードルの低い順にまとめました。

言葉がまったく要らない舞台 — NANTA・ペインターズ・JUMP

セリフのないノンバーバル公演なら、言語を気にする必要がありません。ソウルには、外国人がいちばん気軽に観られるロングラン公演が三本あります。

白いコックコートとコック帽の出演者たちが、舞台のキッチンで炎の上がる中華鍋を手に料理するNANTAの公演写真です。
NANTA(ナンタ)·明洞ナンタ劇場(ユネスコ会館3階)

サムルノリのリズムをキッチンコメディに落とし込んだ打楽パフォーマンスです。1997年の初演以来、累計観客は1,000万人を超えています。明洞の中心にあるのでショッピングや食事の動線にそのまま組み込め、公式サイト(英・日・中)とNOL Worldから本人認証なしで予約できます。上演100分。

4人の出演者が黄色や青の絵の具のしぶきの間で筆を手にポーズを取る「ペインターズ」公式ポスターです。
ペインターズ(THE PAINTERS)·京郷アートヒル ペインターズ光化門専用館

舞台の上で絵がリアルタイムに仕上がっていくライブドローイングです。光化門の専用館で毎日3回・年中無休なので日程を合わせやすく、徳寿宮の石垣道の散策のついでにも寄りやすい場所です。75分、全年齢観覧可で子ども連れでも観られます。

赤い背景に「JUMP」のロゴタイプと跳び蹴りのシルエット、「Comic Martial Arts Performance」のレタリングが置かれた公式ポスターです。
JUMP(ジャンプ)·明宝アートホール ガオンホール(JUMP専用劇場)

テコンドーやテッキョンをアクロバティックなコメディにした舞台です。乙支路3街駅から徒歩2分、80分と短めです。公式予約サイトは5言語に対応し、NOL Worldにも英語で掲載されています。

字幕の出る作品 — キム・ジョンウク探し

大学路の創作ミュージカルで外国語字幕がはっきりしている作品は多くありませんが、「キム・ジョンウク探し」はそのひとつです。

夜空の街を背景に黄色い「김종욱 찾기(キム・ジョンウク探し)」のハングルタイトルと街灯・登場人物3人が描かれた公演公式ポスターです。
キム・ジョンウク探し·大学路ティンティンホール

韓国観光公社の公演観光ページに、英語・日本語・中国語の字幕提供が明記されています。客席後方に字幕タブレットが備えられているというレビューもあります。2006年からオープンランで続くロマンティックコメディで物語が軽く、一人の俳優が22役を行き来する「マルチマン」の演技が笑いを生みます。恵化のティンティンホール、100分、全席5万ウォン。字幕席は限られる場合があるので、予約のときに確認しておくとよさそうです。

韓国語上演でも追いやすい — ドラキュラ・ベートーヴェン

字幕がなくても、物語が親しまれていたり音楽が中心だったりすると、ハードルはぐっと下がります。会場によっては多言語字幕の仕組みを備えていることもあります。

ミュージカル「ドラキュラ」公式ポスター — 暗い背景に「THE MUSICAL DRACULA/드라큘라」のタイトルが置かれたメインビジュアルです。
ドラキュラ·LGアートセンター ソウル(LG SIGNATUREホール)

ブラム・ストーカー原作で物語が世界的に親しまれており、ワイルドホーンらしい力強いナンバーが中心なので、音楽だけでも追いやすい作品です。キム・ジュンスらのキャストを目当てに日本・中華圏のファンが韓国まで訪れる作品でもあります。7月10日から10月18日まで、麻谷のLGアートセンターです。英語のNOL Worldから予約できます。

ミュージカル「ベートーヴェン」公式ポスター — 赤い筆記体タイトルのメインビジュアルです。
ベートーヴェン·世宗文化会館 世宗大劇場

『エリザベート』『モーツァルト!』のクンツェ&リーヴァイによる創作ミュージカルで、ナンバーの骨格がベートーヴェンの楽曲なので、メロディはすでに耳に馴染んでいます。さらに世宗文化会館がAR字幕メガネ「アウル(OWL)」を導入し、日本語・英語・中国語の字幕まで受け取れます(当日レンタルまたは事前予約、数量限定)。パク・ヒョシンとホン・グァンホのダブルキャストです。2023年に韓国で世界初演した作品なので、このプロダクションはソウルでしか観られません。8月11日まで、世宗大劇場です。

行く前に

字幕の出る作品は字幕席が限られることがあるので、予約のときに確認しておくと安心です。韓国語上演でも、あらすじを先に読んでおくとずっと楽になり、馴染みのあるIPほど追いやすくなります。日程や料金は変わることがあるため、最後に公式ページで確かめておくと確実です。

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